2019/11/25 00:11

雪の街周辺(トンネルの外)をふわふわ浮いている、お化けの一種。
人間の握りこぶし~パイナップルくらいの大きさの白い毛玉のような姿で、耳当てのついた帽子を被っており、手がついている。
という手袋をつけているが、取ると手がないらしい。毛を伸ばして手のように動かせるのではないかと推測されている。
帽子や手袋に見えるだけで体の一部らしく、その手袋も取るとただの白い毛になるんだとか。

雪の結晶の妖精と考えられており、何匹かが集まって手をつなぐと雪を降らせることができる。
近くに別の個体がいると挨拶のように手をつなぐ習性があるが、機嫌が悪いものがこの中にいると、降る雪がベタベタする。
降る様はふわふわしているのに触るとお餅のようにベタっとするため、大変不快。ちなみに、集めて食べてもおいしくない。
逆にご機嫌なものがいるときは甘い雪が降るそうだ。

ふんわりした毛玉なのであたたかそうだが体温が低く、周辺の気温を多少下げるほど冷たい。
寒がりな個体が多くいつも寒そうにしているが、温めてしまうと体が解けてしまう。

いつも中を漂っているが、たまに道行く人の肩や背中にくっついて休憩することがある。
それに気づかず家に連れ帰ってしまうと家の中がなかなか温まらなくなる。