機械の街では、自分の技術を他の職人や他の街の希望者に教えるワークショップが定期的に行われている。

当番制で、街の掲示板に誰がいつどんな技術を教えるかが張り出されている。

いつも自分の好きな機械をもくもくと作る者が多い職人たちにとって他人と関わる少ない機会となっており、弟子や後継ぎを探す場にもなっている。

また、他の街から講師を呼んで、その街特有の技術を他の街や機械の街の職人に教える取り組みも行われている。

薬草や鉱物を溶かした新たな薬品の作り方や使い方、木工、製紙、合金を作るのに必要な施設や技術の講習など、ジャンルはとても幅広い。

他にも研究の街で見つかった新たな素材や発明品の使い方についての検討会や、職人が使う道具の改良版や新製品お披露目会の予定も張り出される。