2019/10/26 08:26

昔から鉱物の街に住む、妖精の一種。身長はオオカミが立ったくらいで、個体差はあまりない。
白い毛が口の周りに生えているためみんなおじいちゃんに見えるため、個体の特定のみならず年齢や感情の特定すら難しい。

性格は温厚でのんびりマイペース。好きな鉱物を見つけた時と、好きな音がする岩をハンマーで叩いた時、表情や仕草には出ないがささやかに喜んでいる、ように見える。
少しウキウキしているような気がするが、顔を見てもどんなことを思っているか全くわからない。

鉱物を掘りだすのが大好きで、新しい鉱物を探す者と好きな鉱物をえんえん掘るものとがいる。
群れることはあまりなく、1人もしくはパートナーとなる別の動物と2人程度で採掘している。
ライト付きヘルメットに大きめのリュックを背負っていることが多い。
リュックの形やその中身はみんな違うそうだが、中を見ようとすると怒る。というかなにやら恥ずかしいらしい。

金属の街にもドワーフが暮らしているが、眉毛の角度が微妙に違う。
気性や好みなども違うため、かなり昔に分化した亜種と思われる。

魂言葉を使うが、石言葉や文字言葉もカタコト程度には扱える。
が、岩の人との場合お互いに何度も聞き返し合うため岩の人がだんだんイライラしてしまい、ドワーフがしょんぼりしていたりする。岩の人とコミュニケーションが取れるギリギリらしい。

昔から街で暮らしてはいるものの、あまり他の種族と接点がないため謎が多い種族である。
今日もコンコンと岩をハンマーで叩いていることだろう。